課題が山積みのときは
前に読んだ関連本を
2倍速のオーディオブックで
ひたすら流しながら
仕事を進めるようになった。
一難去ってまた一難。
今回の外出禁止で
営業が完全に止まって
しまっている方々に比べれば
全然いい方だが、
たえず何かしらは
問題が発生し続けるものだ。
いま聞いている
山口周さんの「ニュータイプの時代」
では、聞き返すたびに
引っかかるポイントが
異なって興味深い。
「撤退の巧拙」が事業創出のカギ
なるほど。
山口氏も本書で記してるとおり
アマゾンの新規事業と撤退リストを
見ていたら、逃げるうまさを実感。
逃げるというとネガティブなイメージを
思い浮かべる方も多いと思うが、
場所を変えリソースを変えたと思えば
とてもポジティブな意思決定である。
その場所を離れる、合わない人と
一緒にいない、「逃げる」能力は
とても立派なスキルなのだ。
そして、チャレンジできないのは、
この「逃げる」ことが下手だから。
下手なのは、単純に
「逃げる」練習(経験)不足。
根性論を振りかざす
オールドタイプの人間に
ならないように注意したい。
今日のニューヨークは19℃の晴天。
山口氏の下記内容に集約されていたので、
自分に何度も言い聞かす。
「たくさん試して、うまくいったものに身を寄せていく」というニュータイプの
行動様式を実践するには、「やめる」ということもまた必要になる。
「やめる」ことは一般にネガティブに考えられているが、資源が有限である
以上、何かを始めるためには何かをやめなければならない。
(山口周著「ニュータイプの時代」より)