R日記 ~104日目~東京封鎖の前にするべきこと

ロンドン、パリ、ニューヨークと
次々と世界の主要都市が
外出禁止令を出している。

ラジオを聞いていると
渋谷は自粛ムードの
反動か、先週くらいから
若者が街に戻り始めた
ようだ。

このまま日本だけでも
収束して落ち着いて
くれればいいが、
再び患者数が急増し
もし東京も同じ状況で
ロックダウンになったら。

私も最初にニューヨーク州で
外出禁止令が出されると
聞いたときは、外に出れないし
どうやって買い物や病院に
いくの?と思ってしまった。

知らないものに対して、
人間は恐怖感を抱く。

しかし、実際に日曜から
外出禁止が始まって、
見えてきたこと、
わかったこと。

東京も外出禁止と
なった場合は、
他の主要都市を
見習って、同じ対応を
すると思うので、
参考までに。

ニューヨークの場合、
食料品店、病院、銀行、
郵便局、公共交通機関
以外はほぼ閉鎖。

もちろんワインショップも
閉まってて、デリバリーのみ。

反対に、近所のスーパーや
コストコは大量の仕入れをして
通常通り営業しているから
意外と安心した。

地下鉄も動いているし
車も普通に走っている。

FedExやUPSも
普通に届く。

不便は不便でも
一応生活はして
いける。

日本が全く同じ状況に
なったら予想されること。

・スーパー、コンビニは営業継続
・飲食店はテイクアウト、デリバリーのみ
・電車、バスも運行し続ける(本数は減る)
・物流はとまらない(ヤマト、佐川、日本郵便はそのまま)

そして、基本的には

・民間企業の強制在宅化(みんな自宅で仕事)
・教育機関(小中高大)も全て休校

となるだろう。

飲食店やサービス業で、
給料0になることが一番の
死活問題な気もするが、
ネットを駆使し営業を
続けられるのなら
経営者としては
まずは今回の影響を
最小限にすることが
一番大事。

NYでワークフロムホーム(在宅勤務)が
強制となることが決定した先週は
どの企業も

(1)全従業員分のラップトップ調達(かなり品薄)
(2)社内システム(VPNやクラウド)構築
(3)必要アプリの整備(Slack、チャットワーク、Zoom、スカイプなど)

に追われていたようだ。

大企業であれば
専門部隊がいるから
安心だろうが、
中小企業だと
いきなり残り4日で
上記全てを準備し、
最終日に社内で
テスト運転まで行うのは
相当のパワーがいる。

日本はまだ大丈夫だと
考えている経営者も
準備だけしていれば、
直前に焦らなくてすむ。

(具体策1)人数分のノートパソコン用意して
(具体策2)ドロップボックス契約して
(具体策3)チャットワークに慣れておく

備えあれば憂いなし。

今日のニューヨークは、晴れ11℃。

今朝のランニングでも
「ソーシャル ディスタンス」が
徹底されていた。

市民の意識が確実に変わっている。

【参照URL :NY 州の出勤停止及び自宅待機について 】
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/files/100025705.pdf

-必要不可欠な食料品等の買い物は可能とする。

-レストラン(持ち帰り・宅配のみ)、食料品店,薬局,医療機関、ガソリンスタンド、ドライクリーニング、郵便局、公共交通機関などの必須の機関・店舗の営業は継続する。

-屋外の散歩や自然の中で運動はできるが,他の人から6フィート(約1.8m)の距離を保つ。

-緊急ではない限り,(同居していない)家族や友人と会うのはどのような規模
であっても控える。

-病院やナーシングホームへの見舞いを控える。