ニューヨークは
進んでいるところもあれば
「えっ!?」と目を疑いたくなるほど
遅れているものもある。
旧態依然とした既得権益の
産業では遅れている感が目立ち、
IT系はやはり日進月歩で日々
進化している。
フリーランスやリモートワーカーと
相性がいいビジネスモデルや、
シェアリング関連は成熟していても
まだまだ伸びる余地がありそうだ。
日本でもGMOが今回の
新型コロナ対策として
在宅にしたところ、
ほとんど業績変わらず
「あれっ、いままでのオフィス家賃は必要だった?」
「毎日定時に出勤しているあの人って、自宅だと仕事なくね」
といった問題が出てきている。
実際にやってみて、
気づくことは多いが
今後、高額なオフィス家賃は
当然削られていくだろうし、
会社の席に座っているだけで
給料もらっていた人たちは
間違いなくクビになっていく。
大きな問題が発生したときに
根本を見直す問題提起が
出てくることはいいことだと思う。
かくゆう私も、日米リモート
ワークを実践しているわけだが、
先週くらいから人が集まる
展示会や空港、ターミナル駅など
なるべく不要の用事では
出ないようにしている。
アメリカでもインフルが
猛威を奮っているからだ。
外出せずに、自宅で
仕事ができる環境は
一朝一夕で構築できるものでは
ないが、あれやこれや試して
選択肢として持っておくことは
現代を楽しく賢く生き抜いていく
ためには、重要なこと。
あらためて、
リモートで働くことの
プロコンを一般的に
分析してみた。
◎ ○ △ ×
(プロ)
○・生産性の向上
◎・仕事と育児、介護などの両立
○・通勤時間がいらない
○・満員電車のストレス
◎・自然災害(地震、大雪あど)に強い
◎・感染症(インフルなど)でも働ける
○・住む場所を選択できる
○・面倒な人間関係なし
○・リラックスした仕事環境
(コン)
×・モチベーション維持
×・時間管理が難しい
△・迅速なコミュニケーション(あうんの呼吸、空気感)
△・孤独
△・仕事がエンドレスで続く
×・新しいことに順応するスキル必要
経営者からすると、
優秀な人材を採用できる
可能性が高まる(コストが下がる)
というのが最大のメリットかと。
その他、自宅で会社と
同じ作業環境を
構築するための
初期投資(パソコン、携帯など)は
だれがどれくらい負担するか。
会社員だと当たり前のように会社が、
フリーランスだったら当然自分で
用意する。
雇用形態も違うので
一概には言えないが、
あくまで主体的に
環境変えていこうという
意志がないと
周りがやってくれる
ことはまずない。
プロアクティブの精神。
ちなみに
私のリモート環境は
・MacBook(ノートパソコン)
・iPhone(スマホ)
・Wifiインターネット(なるべく高速なもの)
くらい。
念のため、古い予備パソコン1台。
実にシンプル。
その変わりアプリは
相性や環境で大きく
制限されるものも多いので、
下記複数をリアルタイムで
毎回使い分けている。
[チャット]
- Chatwork
- Slack
[音声連絡] - Line
- Facetime(電話会議)
- WhatsApp
[オンライン会議] - Zoom
- Skype
[ファイル共有] - Googleドライブ(スプレッドシート)
- Dropbox
[決済] - Paypal
- Venmo
ただ、Chatowrkが
全体の90%くらいを
占めており、現状
満足している。
それぞれが
取り組んでいるプロジェクトで
業界ごとのアプリがかなり
異なってくるであろうが、
コミュニケーションという面での
基本は変わらない。
それを使いこなす経験と
失敗してもとにかくチャレンジする
マインドが大切。
いきなりリモートにするのは
結構なストレスと費用が
一時期に集中するので
まずは週に1回など
試しに取り入れ、
徐々に改善していって
その選択肢を持つことで
不連続の現代を
楽しく波乗りしていきたいもの。
終息がまだ見えてない
新型コロナウイルスを通して、
また一つ自分の働き方を
考えることができてよかったです。