R日記 ~63日目~映画「JOKER」を見て

1月も31日。
今年の12分の1が
経過した。

3行の言葉にすると
「あれっ、できてないことばかりだ」
と焦ってしまうが、
毎日つけている行動ログを見ていたら、
まあ淡々と結構な行動量と移動距離を
かせいでいたので、自分を落ち着かせる。

1月最後の日は
機内で過ごす。

そういえば、今日は
イギリスにとってEU最後の日
でもある。

Brexit happens on January 31.

最初は冗談だと思っていたが
本当に現実となった。

これからどうなるイギリス。

アメリカも3カ月ぶりにまた
長短金利の逆転現象
「逆イールド」が起こっている。

好景気とトランプは言っているが
こちらもどうなるか先行きが気になる。

機内では、前から
気になっていた映画「JOKER」を
見ることに。

インスタで観光スポットに
なっているあの階段ダンスで
有名な映画である。

映画『ジョーカー』

バットマンの宿敵、
ジョーカー誕生の半生を
描いたある種ヒューマンサスペンス。

舞台は40年ほど前、1981年の
ゴッサムシティ、ニューヨーク。

ただの大道芸人だったアーサーが
複雑な社会に揉まれ
悪のカリスマになるまでを
ホアキン・フェニックスが演じ、
鬼気迫る演技は圧巻。

この役作りのために
20kgも減量したらしい。
痩せ過ぎて骨が出てたのが
またリアルに生々しい。

ロバートデニーロも主役では
ないが安定の名演技。

やっぱりアメリカ映画は
俳優の層が半端なく
厚い。

内容的な是非はさておき、
あまり書くとネタバレするので
印象に残った部分だけ。

ラストシーンで
彼がジョークを思いつく。

血の足跡を残しながら
軽やかにステップしながら
廊下で踊るシーンは
コメディーのようでもあり、
人の本質を音楽にのせて
問題提起する監督の
メッセージが感じられて
興味深かった。

怖いシーンもあるので、
夜中でなく昼間に見たほうが
いい。機内で人がたくさん
いたので、最後まで見れました。
怖い。けどおススメです。

その他、機内で
鑑賞した作品の
備忘録。

◆映画『ジュディ 虹の彼方に』


『オズの魔法使い』のドロシー役として
有名な名子役ジュディ・ガーランドの
生涯を描いた映画。

主演をつとめるレネー・ゼルウィガーの
演技は、どこか儚く吸い込まれる
魅力がある。それにしても、
『ブリジット・ジョーンズの日記』や
『シカゴ』など、出る映画で
変幻自在に雰囲気を変えてくるのは
やはりプロ。

◆国枝慎吾「WHO I AM」


テニスプレイヤー国枝慎吾選手のドキュメンタリー
「最強の武器は?」
という問いに
即答で
「メンタルですね。
どんなどん底の状況でも
牙を剥くことができる
メンタルがある。」
しびれるお言葉。

世界一は伊達じゃないわ。

◆映画「ジャージーボーイズ」

※バンド名はThe Four Seasons
※監督クリントイーストフッド
→ジャージーコントラクト(握手で契約)

代表曲「シェリー」「Cant Take My Eyes Off You」
に聞き入っていたが、最近ドラマの「マダム・セクレタリー」を
見ていたため、エリック・バーゲンの顔が気になってしょうがなかった…。

◆書籍『死ぬこと以外かすり傷』 箕輪 厚介 (著)
・(日本)みんなちゃんとしてるのだから、あなたもちゃんとしなさい
→(インド)あなたもダメなのだから、人のダメなところも許しなさい
・仕事とはどこまでいっても人間と人間がやるもの
・他人を分析してみる→言語化する
・スピードは熱を生み、量は質を生む(新谷学さんお言葉)
・結果がでない”いい人”より、強引にでも結果を出す”変態”に仕事が集まる
→著者の顔色ではなく、目的を見ているから
・努力は夢中に勝てない
・『ドラゴン桜』、『宇宙兄弟』の編集者の佐渡島さんが語るコミュニティー論

着陸間際は、
目を休めるため
音楽を聞いていた。

今年のグラミー賞は
ビリー・アイリッシュが
主要4部門を独占。

ゆっくりするはずが
彼女の歌を聞いていたら
かえって頭が覚醒して
シャキッと冴えてしまった。

荷物だけ受け取って
自宅に戻ったら、
シエスタして
ジョギング瞑想しよう。

よい週末を!