海外にいると
エレベーターで
一緒になる人が、
初見でも話しかけて
くれることが多い。
お話好きだなぁー
と最初は思っていたが
嫌な感じはしないし
とてもいい文化だと
最近感じている。
映画館でくしゃみをしたら
どこからとなく
『God bless you!!(ガッブレッスゥ-)』
と合いの手を入れてくれる。
お喋り好きでなく、
確実に優しい気持ちが
存在している。
世界各国の人が
自分の夢に挑戦して、
物価も高いので
生き残っていくだけでも
確かにニューヨークは
大変なことのオンパレードだ。
そんな日常の
繰り返しでも
周りを意識して
明るくしようと
心掛けているのが
街中で伺える。
チップでころりと
態度が変わる
店員も多いが、
ギブアンドテイクでなく
とにかく笑顔のテイク。
彼、彼女らは
自然と無意識で
笑顔を振りまいて
いることと思うが、
その笑顔にどんなに
助けれれたことが
多いか。
日本人にとって
アジア以外の海外
特にアメリカがでは
特定の地域に住まない限り
完全なマイノリティで
アウェーである。
体格でも身体能力でも
到底及びそうにない人達に
囲まれ、頭で勝負したと
しても、真に強い人達は
必ず”優しさ”を持ち合わせて
いる。
国や肌の色は
本当に関係ない。
3年前に近所のスタバで、
変なお客さんにある種
差別的な発言を
受けたことがある。
最初は、
目が点となってしまったが
すぐに後ろの黒人男性が
その客に向かって
『偏見的な発言は許さない。
お前こそ出ていけ』
と叫び、
1,2秒後には
まるでミュージカルのように
周りのお客が次々と立ち上がり、
大声で守ってくれた。
スタバの店員も
「嫌な気持ちにさせて
本当に申し訳ない」と
いってお詫びの
ギフトカードを
渡しに来てくれた。
受け取れないと
何度も断ったが、
断り続けるのも野暮なので
その場では受け取り、
自分も英語をうまくなって
そういう人たちを助けられる
人になろうと決意した。
オンライン英会話も
毎日続けている。
アメリカの文化にも
慣れてきた。
小さいことの積み重ねで
しか大きなことはできない。
周りで困っている人がいたら
下手な英語でもいいから
少しでも口角を上げて
今日からは声をかけていこう。