外出規制が長期化するにつれ、
”自粛疲れ”という単語をさらに
頻繁に耳にするようになった。
急激に変化するこの時代に、
消費行動やライフスタイルが
明らかに変わってしまった。
オンラインミーティングが当たり前になり、
Zoomで顔と肩だけしか見えない相手との
やりとり自体に便利さを覚えながらも
疲れちゃっている人が多そうだ。
空気感というコミュニケーションは
どうやったら、より具体的に
共有できるようになるか
ときどき考えている。
この分野は今後大きな
ビジネスとなり、人を幸せに
できるものにもなるだろう。
あれほど煩わしいと思っていた
人間関係も、なければ少し
さびしくなる人。
過去と延長線上にない現実に
疲れちゃっている人。
いままで疲れていたのに、
今回その疲れがどっと
顕在化した人。
千差万別だが、
世界全体の雰囲気だ。
私はカラダは悲鳴をあげていないが、
精神的なものであろうか
日々目の前を飛び交う無数の
情報に疲れを感じている。
その対策として簡単ではあるが、
SNSやニュースを見ないようにしてみた。
一気に引き離すのではなく、
そっと距離を置く感じ。
「絶対に見ないぞ!」と根性いれても、
トイレに行ったり3時のおやつでお茶する際に
ついつい様々なニュースを見てしまうのが
人の性なので、すぐには目につかない環境を
自分なりに再設計。
(環境①)スマホに入っているSNSアイコンを4ページ目に移動
(環境②)Yahoo!ニュースをブックマークから削除
地味に見えるが、人間は
一工程増えるだけでも意外と
面倒を感じてしまうもの。
さらに手間が増えると
次のアクションに移動する前に
「やっぱやーめた」と
冷静になり我に戻る。
小さなことの積み重ねしかないが、
日々改善しながら自分にももう少し
優しくしてあげようと思った。
今日のニューヨークは晴天なり。
『自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。』
The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up.
マーク・トウェイン(米国の小説家 / 1835~1910)