大学の奨学金返済が
やっと終わった。
実に長かった。
この制度がなければ
大学を卒業できなかったのも
事実なので、感謝している。
ただ、日本は
義務教育や
子供の時から
各家庭でお金の教育を
もっと明るく、もっと
積極的に教えていくべきだ。
夕食のカレーライスを食べながら
家族みんなで食卓を囲み
お金の話をできるくらいが
ちょうどいい。
我が家は違かったので
反面教師として現在
活かしている。
資本主義の限界が見えはじめ
格差社会が広がり、中国の
台頭により新たな経済圏が
再評価されはじめている。
「Founder」という映画を
見たことがあるだろうか。
先日この映画をなにげなく
見たが、正直見終わった後は
気分が悪かった。
どっちサイドで描くかで
映画はさまざまな表現が
可能であるが、一番怖いのは
無知であること。
マクドナルドの創業者として有名な
レイ・クロック。彼を資本主義への
皮肉としてえがいた映画。
不動産ビジネスの一面は
聞いたことがあったが、
マクドナルド兄弟のビジネスを
資本主義の力で奪い取った
金と権力の亡者”マクドナルド物語”は
しらなかった。
マニュアル、効率化、フランチャイズなど
日本では、藤田田さんで有名だが
それは経営のはなし。
企業のアイデンティティはいかに。
シェイク・シャック、バーガー・ジョイント 、ベアバーガー。
ニューヨークにはたくさんの美味しい
ハンバーガーショップが乱立するが、
最近の人が見ているのはそのショップの
フィロソフィーや創業理念。
映画を通して、ハンバーガー帝国の
光と闇を知っとくのは、とてもいい
知のストックである。
とても考えさせられた映画である。
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)』
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0795936S3/