R日記~6日目~拝金ニッポン

1週間の
日本出張から
帰ってきた。

ランニングも
今朝から再開。

今日はTGIF
そして夫婦の日。

夜には久しぶりに
イカスミパスタと白ワイン
日本で買ってきたウイスキーで
乾杯でもしようか。

そういえば、
2年前まで一緒に
仕事をしていた元同僚が
ビットコインで
億り人になってたらしい。

生活水準を
上げるタイプでないが
次の一手が勝負だ。

一瞬で得たお金は
消えるのも早い。

日本の義務教育で
お金の授業はない。

貯金がいくらあって、
いくらのマンションに住んでいて
などの話題には事欠かない。

本当はお金を稼ぐスキルが
大事なのに、お金の話を
すること自体タブーな場面が
よくある。

お金は汚いものだという
先入観。

学校と家庭の両方に
根深い問題がありそうだ。

落合陽一さんが、
お金が淀んでいるところに
価値をおくなんて、
なんと拝金主義の国なのかと
日本を嘆いていた。

お金が流れる川を
自分の敷地に通し
決して水を貯めないこと。
お金持ちの極意と
ユダヤ人大富豪も
言っている。

淀まず流す、
食事もお金も
貯めないで
絶えず心地よい
循環がポイント。

自分が読む本は
お金に偏っていると
妻に言われたことがある。

そう、お金に対して
根深いコンプレックスが
あるようだ。

お金は
その人を映し出す
虫眼鏡。

大きなお金をもった時に
自分の見栄や
プライドといった
あらゆる欲が
大きくなって現れてくる。

独身時代は自分も
資産性があるもので
満足感を得ていたが
結婚し住む場所も
環境も変わり
根本の価値観がかなり
変わってきている。

ただ、30代前半で
パテックポルシェを
味わえたのは
とても貴重な経験だ。

親の介護、
家族の不協和、
不連続のビジネス、
人生いろいろ。

両親から教わったこと。
お金よりも大切なものを
考えながら、日々過ごして
いきたいものだ。

失敗でも成功でも経験は
素晴らしい。
来年の種まきを
今日から始めよう。