R日記 ~137日目~ニューヨークは付加価値の街

仕事後に読書を
しようと思ったが、
少し気になる記事が
あったので、そのまま
NewsPicks読みながら
考え事を。

変化が激しい時代で
圧倒的なスピード感と
ものすごい行動量、
そして同時に、普遍的な
ものを求める自分が
たえず存在する。

マンハッタンの家賃が
こんなにも高いのは、
単純に借りたい人が
たくさんいるからであるが
別の言い方をすると
ブランドという付加価値が
あるから。

(×)ブランド=高い

でなく、

(○)ブランド=希少性(ユニーク)

が本質。

同時に、飲食店や美容室を
経営している友人のFB投稿を
見ていたら、このブランド創造が
できている人とそうでない人で、
いま明暗がはっきり別れている。

信頼にもとづいた
ユニークなストーリー、
それこそが『ブランディング』。

広告、マーケティングとは
明らかに性質が異なるもので
明確に区別しておかないと
目指すゴールも誤ってしまう。

・広告:不特定多数へのアプローチ
・マーケティング:特定の人へのアプローチ
・ブランディング:相手からのアプローチ

どれか強いかは一目瞭然。

誰彼構わずアプローチ(”広告”)してたら
効率も悪いし、評判もさがっていく。

特定の人にだけアプローチ(”マーケティング”)してたら
自分のほしいものは高確率で得られるだろう。

そして、自分オリジナルの魅力的な世界観を
持てれば、相手から自然とアプローチしてきてくれ、
自分の価値以上のものが得られる(”ブランディング”)。

つまり、ブランディングに重点を
置きながら、マーケティングとの
バランスを臨機応変に変えていくのが
現代の生存戦略になってくる。

ブランディング × マーケティング

一気に変わったコロナ時代で、
「ブランディング」をしないと
価格競争の波に巻き込まれ
必ず自然淘汰されていく。

飲食店は料理を売ってはいけないし、
美容室はヘアーカットを売ってはいけない。

付加価値をつけて、
売るものを間違えないこと。

信頼に裏打ちされた付加価値(感動体験や空間共有)を
いかに創造していけるか。

ニューヨークは付加価値の塊なので、
街を歩いてスーパー行くだけでも
勉強となるものが多い。

週末にまたゆっくり考えてみよう。

今日のニューヨークは晴れ17℃。

『Change before you have to.』
変革せよ。変革を迫られる前に。
ジャック・ウェルチ(米国の経営者 / 1935~)