生まれたときから
物に満たされていた
「乾けない世代」。
物欲、承認欲求を
渇望していた「乾いた世代」が
その価値観を理解するのは
時間がかかる。
「最近の若いものは…」で
片付けられがちな価値観を
わかりやすく解説している
良書。
「達成」「快楽」でなく、
「人間関係」「没頭」「意味合い」に
重点を置く。
『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』
尾原和啓 (著)
(引用ここから)
「アメリカ人心理学者マーティン・セリグマンが唱えた「幸せの5つの軸」というものがあります。
その5つとは「達成」「快楽」「良好な人間関係」「意味合い」「没頭」です。
しかし「乾けない世代」は、「ないものがない」社会で育ったので、達成や快楽を満たすということに重きを置いてはいません。そこに対する飢えが少ないのです。
つまり「良好な人間関係」「意味合い」「没頭」という後者の3つの軸に幸せの価値を置いています。
必然的に消費においても、欲を満たしたい、他人が羨むようなものが欲しいというような価値観ではなく、自分が心から好きだと思えるものが欲しい、その企業のビジョンや生産者の生き方に共感できるものを買いたいといった想いをもっていいます。」
(ここまで)
ラジオを聞いていても
最近の若い世代は
価値観が新しくて
とても新鮮だ。
これからの日本、
そして世界を担っていくのも
若い世代。
常にアップデートしながら
勉強を積み重ねることほど
刺激的で楽しいことはない。
最高の「達成」と「快楽」。
今日のニューヨークは曇り。